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生理がこない人に試してみてほしい、ホルモンバランスを整える方法3つ

「生理がこない」「まだ2週間しか経ってないのに、生理がきちゃった」などと悩まされたことはありませんか?
これらは「生理不順(月経不順)」と言われていますが、タイプはさまざまです。

株式会社ミュゼプラチナムが全国336万人のミュゼプラチナム女性会員組織を活用しておこなった『生理に関するアンケート調査』の結果を元に、生理不順の原因と今日からできるセルフケア方法をご紹介していきます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000008905.html

「生理がこない」など、不順で悩んでいる人は多い

全国 16~49歳の女性1,114名を対象に「生理周期は順調ですか?」と質問したところ、
「不順」「しばらくきていない」が全体の19%を占める結果となりました。

つづけて、先ほどの質問で「生理は順調」と回答した81%の人に「不順(不定期)なときもありましたか?」と聞いたところ、
約8割の人が「過去にはあった」と回答。
つまり、生理周期が順調な女性は、5人に1人くらいしかいないのです。

また「不順」「しばらくきていない」と回答した人に「一度生理が来てから次の生理がくるまで、最長どれくらい間が空きましたか?」と質問すると、「2か月」と答えた人が全体の62%にも及びました。
次に多かったのが「3か月」(18%)、その次が「半年以上」とかなり長期間、生理がこないまま過ごしている女性が多いことが分かります。

生理がこない原因は、ホルモンバランスの乱れ

そもそも「生理がこない」などの月経不順(生理不順)とは「正常な月経周期の目安である25~38日とは違うペースで月経が訪れている場合」と定義されており、生理は基本的には女性ホルモンの卵胞ホルモン、黄体ホルモンによってコントロールされています。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンが正常なバランスで分泌されることで、周期的に生理がおとずれるのです。

 

体内のホルモン分泌は、脳の視床下部、脳下垂体、卵巣という3つの器官が関係し合っています。
そのため、そのうちのどれかひとつにトラブルが発生すると、ホルモンバランスが崩れてしまい、ホルモン分泌に影響が出てしまうのです。そしてホルモンのバランスが乱れてしまったことで、生理がこなかったり、すごく短期間できてしまったりと生理不順が引き起こされてしまいます。

特に、卵胞ホルモンはストレスや過労などの影響を受けやすく、ホルモンバランスが乱れる一番の原因は、精神的なストレスによるものです。
巷では「生理はストレスのバロメーター」といわれているほどで、精神的なストレスがホルモン分泌に影響を与え、不順をおこしています。
しかも精神的なストレスとは、マイナスなものに限りません。入学や入社、転職、引越し、結婚などのワクワクするといった前向きなものも、実は体にとってはストレスになるため、生理がこない原因となってしまうのです。

 

ちなみに「2か月に1回あるから、私は生理不順じゃないもん」と思っている人がいますが、そんな方もホルモンバランスが乱れている可能性はあります。なぜなら正常な月経周期の目安は25~38日程度だから。
この期間に生理がこない場合は、ホルモンバランスが乱れていることを疑って、正常に戻す努力をする必要があります。

ホルモンバランスを整える3つの方法

ですが「生理周期が不順(不定期)」という人のうち64%は「不定期で不安だけど何もしない」と答えているんです! 中には「不安にならない」(19%)という人も……。
「生理がこないから、生理不順といって、病院に行くほどなのかな?」と思っている方は少なくないことが浮き彫りになりましたが、ずっと不安な気持ちを抱えていることは精神的によくありません。

そこで生理がこない原因である“ホルモンバランスの乱れ”を整えるために効果的とされていて、普段の生活に組み込みながらできる方法を3つご紹介したいと思います。

 

 

1:バランスの取れた食生活をする

「これを食べれば、ホルモンバランスが整う」ということはありません。
必要な栄養をまんべんなく、適量食べることを意識することが大切です。

 

<バランスよくとりたい6つの食品>
1.肉、魚、乳製品、卵
細胞のもとであり、女性ホルモンのもとにもなるコレステロールを補うためにも、良質なタンパク質をとりましょう。

2.大豆食品
大豆ホルモンは、エストロゲンとおなじような働きをしてくれます。

3.青魚
DHAやEPAといった、体にとって重要な生理機能を持つ成分をしっかりと補給することができます。

4.野菜
タンパク質や栄養素は、ビタミン類とともにとることで吸収率があがります。

5.海藻類・きのこ類
低低カロリーなので、体型を気にしている方にもオススメです。食物繊維やビタミン、ミネラルなどを補給することができます。

6.ゴマ・ナッツ類
ビタミンB群・Eなどがバランスよく含まれています。手のひら程度の量が、ベストです。

 

同時に、太りすぎ、やせすぎはホルモンバランスを崩し、生理不順を起こす原因となります。なるべく数多くの食材を食べ、カロリーの高いものはとり過ぎないようにしましょう。
エストロゲンに似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品、骨量を補うためカルシウム豊富な小魚、乳製品などを積極的にとる意識を持つのも大切です。

 

 

2:上質の睡眠をとる

先にも書きましたが、女性ホルモンの分泌に関わる主な場所に「視床下部」「下垂体」があります。

この2つは脳にあり、食事や睡眠などの基本的行動や怒りなどの感情をつかさどるところです。

バランスの良い食事は大切ですが、外食などでうまく調整できないこともあるでしょう。その時は、上質な睡眠をとることを意識してください。

 

長時間寝ていても、睡眠の質が悪ければ、逆に体を疲れさせてしまうことにもなりかねません。

大事なのは、睡眠の質を上げて短時間でもしっかりと体の疲労も脳の疲労もとることなのです。

そのために、まず起きたら朝日を浴びるようにしましょう。目に太陽の光が入ることで、体内時計がリセットされ、体内時計の狂いによる不眠を解消してくれます。

そして、眠る直前にお風呂に入らないこと。逆に、自律神経を興奮させてしまい、寝つきを悪くさせてしまいます。寝る2時間前までに済ませるようにしてみてください。

 

20分のウォーキング

ホルモンバランスが乱れる原因に、ダイエットがあります。
食事の量を抑えたり食材を制限したりすることで痩せることはできるかもしれませんが、ホルモンバランスが乱れて、生理不順を招いてしまうだけでなく、貧血や便秘、骨粗しょう症といったさまざまな病気を招くおそれもあるのです。
ですから、日常生活に運動を取り入れて、健康的に痩せましょう。

日中はできるだけ動くようにし、夕方〜夜の間で時間がとれるようなら運動をすることがオススメです。
ただ、いきなり激しい運動をしてしまうと、継続するのが難しくなるもの。ですから、まずは20分ほどのウォーキングから始めてみてください。帰りに一駅分歩くだけでもいいですよ。

また、ウォーキングはストレス解消にも効果的とされています。背筋を伸ばし、ゆっくりと鼻から息を吸い、口からゆっくりと息を吐き出す。吐くときは吸うときよりも時間をかけるということを意識して、ぜひ実践してみてください。

生理がこない不安から解消されよう

「あれ? 今月はまだ生理がこない……」と不安になると、余計に生理がこずにストレスを溜めることになってしまいます。
生理不順は怖い病気ではありませんが、ホルモンバランスの乱れなど体の不調を教えてくれているサインです。
ストレスや不調のサインではなく、健康のサインとして生理を受け止めることができるように、ご紹介した方法を試してみてくださいね。