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生理によるメンタル不調は、仕事にもプライベートにも影響を及ぼす!?

「なんかイライラする」「鬱っぽくてやる気がでない」。生理前や生理中にそんな症状に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
生理にメンタル不調の代表例が『PMS(月経前症候群)』です。日本産科婦人科学会では「月経開始の3~10日位前から始まる精神的、身体的症状で月経開始とともに減退ないし消失するもの」と定義されており、他にも日常生活に支障が生じるほどの苦みや不快感をともなう『月経困難症』などもあります。
今回はゼリア新薬工業株式会社がおこなった「PMSと人間関係に関する意識調査」の結果とあわせて、生理によるメンタル不調が及ぼす影響やその原因、対処法をご紹介していきます。

生理が原因の「メンタル不調」を50%以上の女性が感じている

20~40代の女性1,200名を対象に「月経前に精神的、身体的症状を感じるか?」と質問したところ、全体の85.9%が「はい」と回答。

つづいて「どのような精神的・身体的症状を感じますか。(複数回答可)」と聞いたところ、1位が「イライラ」(51.3%)、2位が「怒りっぽい」(38.5%)という結果となりました。

また「PMS(月経前症候群)の症状がある」と回答している1,031名に「PMSが原因で身近な人に八つ当たりをしたことがありますか。」と質問したところ、55.1%が「はい」と応えていることがわかります。

つまり、PMSの自覚があってもなくても、生理が原因でメンタルに不調をきたしている女性は半数以上いるということが言えるのではないでしょうか。

生理が衝突の原因に!?

「月経前に家族や友人、恋人など身近な人への思いやりが欠けると感じますか。」と質問したところ、「強く感じる」(15.7%)、「まあまあ感じる」(41.7%)が半数以上を占める結果となりました。
実際、生理による精神的な不調は、様々な衝突を引き起こす要因ともなっています。

パートナーとケンカが増える

「月経前はそれ以外の時期に比べパートナーとのケンカの頻度はどうなりますか。」と聞いてみると、全体の58%が「増える」と回答。

また「相手に対する思いやり/愛情が通常時の59%以下になる」人は、60.3%にも及んでいます。つまり、普段は流せている些細なことが、生理が原因で気に障ってしまい、ケンカにまで発展してしまっていると予測できるのではないでしょうか。

仕事上でトラブルも発生

思いやりが欠けることが及ぼす影響は、パートナーだけにとどまりません。仕事上の人間関係にまで影響を及ぼすことが分かっています。
実際、「PMSが原因で同僚や部下に八つ当たりをしたことがありますか。」と質問したところ、10人に2人前後の割合で「はい」という回答があったほどです!

具体的には「些細なミスで大喧嘩になり相手が仕事を辞めてしまった」「八つ当たりし相手にされなくなる」「責任のなすりつけ」「イライラしてお客様と口論になり契約破棄になるところだった」などのエピソードがあがっていました。
ミスが多くなったりしてしまうのは、最終的に自分に責任が及ぶものなので、まだマシかもしれません。ですが、ケンカやお客様との揉め事など、相手を巻き込んでしまうことは今後仕事をする上でマイナスな出来事ですから、上手に生理と付き合っていく必要が見て取れます。

ホルモンバランスの乱れが、メンタル不調を引き起こす

先程ご紹介した調査で「PMSが原因で身近な人に八つ当たりをしたことがある」と回答した568名を対象に「身近な人に八つ当たりをした後、自己嫌悪に陥りましたか。」と質問したところ、「はい」という回答が全体の88.6%にも及ぶ結果に!

生理によるメンタル不調で、周囲との人間関係や自分自身にマイナスな影響があることに悩んでいる女性は多いことが伺えます。なぜ、こういうことが起こってしまうのでしょうか。

原因は、実はまだはっきりとはわかっていないとされています。一般的にいわれているのは、ホルモンバランスの乱れです。

女性ホルモンには、卵巣から分泌される『エストロゲン』と『プロゲステロン』があります。
妊娠しやすい体を作り、出産へ導くのが役割です。他にも、血管や粘膜、骨や脳にも作用し、女性の不調や病気にも深い関わりのもつとされています。
この女性ホルモンは、脳が卵巣に指令を送り、指令が届くと卵巣から分泌されるのですが、脳にストレスがかかると指令が乱れて卵巣に届かなくなり、ホルモン分泌がうまくいかなくなったりバランスが崩れたりしてしまうのです!

また、女性ホルモンのひとつである“プロゲステロン(黄体ホルモン)”が増加すると、感情のバランスを整えるセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与えてしまうとも言われており、よりメンタル面の不調が大きく引き起こされてしまいます。

生理によるメンタル不調に備えるためにも、生理日を把握しておこう

ホルモンバランスを整えるには、様々な方法があります。
すぐにできるケア方法としては、お風呂のタイミングを眠る90分前までにすることが挙げられます。
入浴後すぐに寝ると体温が高いままなかなか下がらず、寝付きにくくなってしまうもの。すると、質の良い睡眠がとれないため、ストレスが軽減されずにホルモンバランスが乱れてしまうのです。
また、テレビやスマホは、ブルーライトによって交換神経が刺激されてしまうので、眠る2時間前までにしたり、寝る前に軽いストレッチをしたりと、リラックスするのもオススメです。

 

 

 

 

ただ、これらの方法はすぐに効果が期待できるものではありません。
そこでオススメしたいのが、生理日の把握です。生理日を把握できていれば、メンタル不調がいつ来るかを把握しやすくな、周りへの対応もしやすくなります。

実際、「職場の上司、同僚、部下のPMSによる機嫌の変化を感じたことがありますか。」という質問で全体の33%が「はい」と回答。3人に1人が「生理によるメンタル不調かな?」と気づいているのです。

 

 

 

 

ですが、なかには「生理不順で分からない」という方もおられるのではないでしょうか。そういった方はピルの服用を検討してみるといいかもしれません。
ピルとは、女性ホルモンのリズムを整えるための経口避妊薬。生理日が把握しやすくなるため、自身でメンタル不調がいつ来そうかを把握しやすくなります。

 

 

 

自身の気持ちに余裕を持つためにも、周りとの関係性を悪化させないためにも、ホルモンバランスを整えることと生理日を把握することをしていきませんか?

<参考>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000013825.html